JAZZ UNO スタート

(画像を先読みするため、多少時間がかかります。)

JAZZ UNO とは

 JAZZ UNO です。ゲーム内容はUNOです。UNOを知らない人は……UNOを買うか、どこかネット上で探してください(^^;)。いえ、知らなくても簡単なカードゲームですので、すぐ出来ます。一応簡単に説明しますと、

UNOとは
カードゲームです。4種類の色があり、数字や文字が書いてあるカードが全部で108枚あります。まず最初に全員に7枚ずつ配ります。場に1枚カードを表にします。そして順番に1枚ずつ手持ちのカードを出していきます。同じ色、同じ数字、同じ種類、Draw four 、Wild があれば出す事が出来ます。なければ場から1枚カードを引きます。誰かが手持ちのカードを全部出し終われば、その人の勝ちで1ゲーム終了です。そして点数を計算します。最初は全員0点でスタートします。負けた人は、自分の手持ちのカードの点数の合計をマイナスし、勝った人は、負けた人の点数の全員の合計をプラスします。したがって、どの時点でも全員の点数を合計すると0点になります。

 という事で、とても簡単なゲームです。

 で、何がJAZZかというと、ゲーム相手が、

  偉大なジャズミュージシャン 4人

なのです。4人のジャズミュージシャンは複数の中から選択出来ます。また同じジャズミュージシャンを複数人分選択する事も出来ます。ミュージシャンが画面上で色々しゃべりながらゲームをしてくれます。

 なお、UNOはローカルルールが沢山ありますので、ここでのルールを説明しておきます。



1. 基本操作方法
2. カードの種類と点数
3. ルール
4. 対戦ミュージシャン
5. 対戦相手選択画面
6. ゲーム画面
7. データの保存と読み込み


1. 基本操作方法

キーボード
選択 ・・・ ←↑→↓
決定 ・・・ Enter

マウス
選択・決定 ・・・ クリック


2. カードの種類と点数

カードの色

   

カードの種類と点数

種類 カード 意味 点数
0~9の数字 特になし。 その数字
Skip 次の人は飛ばされる。 20
Reverse カードを出す順番が逆になる。 20
Draw two 次の人は2枚カードを引かなければならない。 20
Draw four 次の人は4枚カードを引かなければならない。
さらに色を指定出来る。
50
Wild 色を指定する。 50


3. ルール
開始
 全員に7枚ずつ配り、一番最初はあなたから開始します。1ゲーム終了後は勝った人から開始します。
 なお、配り終わった後で最初に表にする場のカードは、数字のカードが出るようになっています。
上がりのカード
 最後に上がるカードは、数字のカードでないと上がる事が出来ません。
出せるカードがない時
 出せるカードがない時、場から1枚引きますが、そのカードが出せれば出して構いません。
 また、出せるカードがあっても場から1枚引く事も出来ます。
Draw two の続け出し
 Draw two が出された後、Draw two を持っていれば出す事が出来ます。その場合、カードを引く人は出された Draw two の分だけ引かなければなりません。
Draw four の続け出し
 Draw four が出された後、Draw four を持っていれば出す事が出来ます。その場合、カードを引く人は出された Draw four の分だけ引かなければなりません。
 ただし、色の指定は出来ません。最初に Draw four を出した人の指定した色が有効となります。
Draw four のチャレンジ
 Draw four は、他に出せるカードがない時にだけ出す事が出来る、というルールがあります。
 といっても、他人には自分の手持ちのカードは見えませんから、他に出せるカードがあるのかどうかはわかるはずがありません。
 Draw four を出された人は、出した人に対してチャレンジが出来ます。チャレンジを宣言すると次のようになります。

 チャレンジされた人は、他に出せるカードがあった時(ルール違反の時)は、逆に4枚引かなければなりません。続け出しがあった時は、その分引かなければなりません。
他に出せるカードがなかった時(ルールを守った時)は、その証拠にチャレンジした人に手持ちのカードを見せます。そしてチャレンジした人は、倍の8枚引かなければなりません。続け出しがあった時はその倍の分引かなければなりません。
 なお、Draw four の続け出しがあった場合のチャレンジの対象者は、最初に Draw four を出した人です。


4. 対戦ミュージシャン

 対戦するジャズミュージシャンを紹介します。ここでの人物像は、事実とは多少(?)異なっていますのであまり文句を言わないでください(^^)。また「マイルスだけとやりたい」 という人のために、同一ミュージシャンを別名で3人用意してあります。4人とも名前が同じだとわかりづらいので、少しずつ名前を変えてあります。
マイルス・デイビス
 トランペット。帝王マイルス。チャーリー・パーカーを慕ってジャズ界入り。その後は、どの時代も新手法を用いて自らがジャズを変えていきました。ジャズ界最大の革新者です。革新者というのは自分の思うとおりにならないと気が済みません。少しでも気に入らない事があるとすぐ腹を立て文句を言います。とにかくブツブツうるさいです。しかも言葉が非常に悪いです。また疑い深い性格のため必ずチャレンジをします。

別名 ウィルス・デイビス、マイルス・デーブス、マイルス・エビオス
チャーリー・パーカー
 アルトサックス。ビ・バップを創ったジャズの革新者。ジャズ界の真の天才です。天才というのはどこか変わったところがあるものです。彼は生涯、酒・麻薬漬けの生活でした。このゲームをする前も、どこで飲んできたのか、どこでヤッてきたのか……。酔っている上にラリっているので、時々カードを出し間違え、他のメンバーに注意されます。

別名 チャリンコ・パーカー、チャーリー・ポーカー、チャーリー・ストーカー
ディジー・ガレスピー
 トランペット。チャーリー・パーカーと共にビ・バップを創ったジャズの革新者。この人の全盛期を超えるトランペッターはいまだに存在しません。パーカーと決定的に違ったのは薬をやらなかった事です。このためか彼はビ・バップの生き証人として、とても長生きをしました。頬を丸々と膨らませる非常に特徴のある吹き方をします。これだけでも非常に滑稽です。彼はいつも周囲を明るくします。が、しっかり考えて明るくしているのか、天然なのか……よくわからない言葉を発します。

別名 ジジー・ガレスピー、ディジー・クリスピー、ディジー・カレースパ
ジョン・コルトレーン
 テナーサックス。1960年代の最大のジャズの革新者。非常に独創的な演奏で、その後のほとんどのジャズミュージシャンに多大な影響を及ぼしました。一時は麻薬に溺れていた彼ですが、ある時期から完全に断ち切りました。演奏どおりのとても真面目な性格です。笑ったり怒ったりしません。何か悟ったのでしょうか。何が起きても動じません。ほとんど黙ってます。

別名 チョン・コルトレーン、ジョン・トルコレーン、ジョン・ボルトレーン
チェット・ベイカー
 トランペット。ヴォーカリストとしても有名。その風貌と哀愁の演奏で数多くの女性ファンを魅了しました。映画俳優でも十分な顔立ちですから、ジャズ界最大のプレイボーイには間違いありません。が……彼は生涯モーホだといううわさでした。なぜかゲーム中も「モーホモード」です。女言葉です。

別名 チョット・ベイカー、チェット・マイカー、チェット・ベイカリー
ソニー・ロリンズ
 テナーサックス。マイルス・デイビスのグループに入り大評価。その後は常に世界最高峰のテナー奏者として君臨しています。オーソドックスなジャズからフュージョンまで幅広い演奏をこなします。彼はなぜか突然頭を「モヒカン狩り」にしたり、雲隠れをしたり、たまに奇怪な行動をとります。でも演奏する時はいつもパワー全開です。人前にいるときは常人です。ゲーム中も常人、オーソドックスな姿勢で臨みます。

別名 ナニー・ロリンズ、ソテー・ロリンズ、ソニー・ロマンス
ルイ・アームストロング
 トランペット、ボーカル。愛称「サッチモ」。ジャズ創世記時代の最大のエンターテイナー。彼の歌「このすばらしき世界」はジャズファンでなくとも有名です。彼は笑っている写真しか残っていないと言っても過言ではありません。いつでも明るい彼はいつでも周囲を明るくします。常に笑っています。何があっても笑っています。たとえ Draw four を出されても笑っています。

別名 ナイ・アームストロング、ポイ・アームストロング、ルイ・アームレスリング
カウント・ベイシー
 ピアノ。バンドリーダー。古くスイング時代から自ら率いるビッグバンドで長い間ジャズ界に君臨しました。あまりにもその存在が大きすぎたため、彼亡き後も「ベイシーバンド」は続いています。彼自身は、最少の音で最大のスイング感を出すピアノの達人です。小さい体で性格も良く、ジャズ界のみんなから親しまれています。とてもおだやかな人です。ゲーム中も怒ったりせず、とてもおだやかです。

別名 マウント・ベイシー、カウント・ベイビー、カウント・ハイシー
アート・ブレイキー
 ドラム。1950年代に「ジャズ・メッセンジャーズ」を結成。常に新鮮なメンバーを入れながら、ハードバップ時代よりとても長い間活動しました。このバンドから出た有名ミュージシャンは数知れずです。また彼は独特の「ナイアガラロール」が有名です。普段はジョークも飛ばす明るい彼です。しかし怒ると恐いです。ゲームもだいたい普通にやるのですが、ちょっと嫌な事があると怒ります。

別名 アータ・ブレイキー、アート・バラエティー、ハート・ブレイキー
エラ・フィッツジェラルド
 女性ヴォーカル。1930年代より活動。その後は常に女性ジャズボーカリストの最高峰として長い間君臨しました。そして美しい歌で数多くのファンを魅了しました。これだけの大物ヴォーカリストでしかも女性ですから、性格はさぞかし変わって……いません。人間はごく普通の人です。ゲームも至っておだやかです。

別名 エロ・フィッツジェラルド、オラ・フィッツジェラルド、エラ・フィッツドナルド


5. 対戦相手選択画面

 ゲームを始める前に対戦相手を決めます。画面は次のようになっています。



対戦相手選択
 
 
・・・
マイルス・デイビス ウィルス・デイビス ・・・
・・・



 上の4つの枠に下から人物を選択します。上の枠を選択しておいて、下の人物を決定するとその枠にその人物が入ります。4つとも人物が入ると「決定する」ボタンが表示されます。また人物の入れ直しも出来ます。「決定する」ボタンでゲーム開始です。


6. ゲーム画面

 画面は次のようになっています。



マイルス・デイビス 1回戦

チャーリー・パーカー

7
      
4
  ジョン・コルトレーン ディジー・ガレスピー

3
 
5
 




 一番下があなたのカードです。真ん中が場のカードで、その上はカードを出す順番の方向を示しています。

 操作方法は、キーボードの場合は、「←↑→↓」キーで選択し、「Enter」キーで決定します。マウスの場合は、カードまたはボタンをクリックします。

 普通にあなたの番が来ると、出せるカードがある時は、あなたの一番左上のカードが選択されます(細い黄色の枠が表示される)。出せるカードがない時は、自動的に1枚カードが引かれます。引いたカードが出せる時は、あなたの一番左上のカードが選択されます。引いたカードが出せない時は、次の人に移ります。

 Draw two が出されると、あなたが Draw two を持っている時は、あなたの一番左上のカードが選択されます。あなたが Draw two を持っていない時は、「ありませんね。」とメッセージが表示され、場からカードが引かれます。

 Draw four が出されると、「引く」と「チャレンジ」ボタンが表示されます。あなたが Draw four を持っている時は、あなたの一番左上のカードが選択されます。あなたが Draw four を持っていない時は、ボタンしか選択出来ません。

 また、出せるカードがあっても場から1枚引く事も出来ます。場の「UNO」カードを選択・決定、またはクリックします。

 会話は「Enter」キー、または「OK」ボタンをクリックすると消えます。

 Draw four 、Wild で色が指定されると、場のカードにその色の枠が表示されます。

 1ゲームが終了するとそれぞれの手持ちのカードと点数表が表示されます。


7. データの保存と読み込み

 ゲーム終了時点で、対戦相手・点数・ゲーム回数などのデータの保存が出来ます。保存したデータを読み込んでゲームの続きを行う事が出来ます。データは全部で10個まで使用出来ます。

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