この曲は色々とあります。

　キーは Eb とします。

　私は一番下で作っています。

　譜面類を見てみました。

　2小節目の3拍目ですが、やはり大きくは Bb7sus4 と Bb7 がありました。そうだとは思いました。

　この4小節は、基本2拍ずつの循環コード 1-6-2-5 が2回です。ベースはそうなっています。

　1回目の5度セブンス Bb7 の部分ですが、メロディが1度の Eb になっていて、基本的には5度セブンスの3度の D と共存は出来ないので、sus4 が正しい形です。

　私の一番下も、意味は「D ではなく Eb」という事です。意図は sus4 と同じです。

　譜面類は、古いものは Bb7sus4 ですが、最近の特にインスト系は Bb7 になっていました。おそらくそういう細かい事は省略して…という事なのでしょうが。

　演奏者が音楽的な事を理解している方は、Bb7 と書いてあっても分かるので問題ないのですが、そうでない方もいる事を考えると、私は Bb7sus4 と書いたほうが良いのではないかと思います。実際セッションでは音がぶつかったまま演奏している事も結構ありますからねぇ。

　逆にバックが Bb7 をやってしまって、メロディ楽器が合うようにフェイクしてしまう事もあると思いまが、これはジャズ的でとても素晴らしいですけどね。

　この曲はバラードがほとんどでしょうから、ここでぶつかるのは私には目立って聞こえます。曲はなるべく綺麗にやりたいものです。

　という事で、この曲の譜面の場所のコードについてでした。

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